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2020年2月29日土曜日

今年のクラウドファンディング

今回のカタログでは、全作家に子供時代の話を聞きました。
豊かな色彩や様々な表現で私たちを楽しませてくれる作家たちが、子供のときに、どういう遊びをしたか、どういう景色を見ていたのかを知りたいと思ったのです。

そこで今年のカタログは「読む」部分が多くなり、120ページを超える予定ですが、面白いカタログになると思います。文章量が多いのでホームページやインターネットには掲載いたしません。カタログは一回しか印刷しない限定制作です。予算が増えるので目標額も増額すべきところですが、今年もALL or NOTHINGの方法に挑戦するため、昨年と同じ金額に設定しております。

この方法では、目標額に達するまではクレジットカードのみの決済となるため、キャンセルができません。ご希望が重複する一点物のキャンセルを避けるためにこの方法をとらせていただきます。目標額に達しない場合は、お申込も主催者への支払もすべてキャンセルとなってしまいます。
3月7日午前10時までのスタートのあいだに、特典品のすべてをこちらでご紹介してまいります。
※もしご希望のもので数が少ないものがあれば、決済しているあいだに他の方の売約となる可能性もありますので、予めMotion Galleryのメンバー登録をされることをお勧めいたします。

https://motion-gallery.net/


今回のカタログのほんの一部をご紹介いたします。

「生まれたのはロシアのコストロマですが、赤ん坊の時に両親とカレリアに移りました。幾千の湖と果てしない森に囲まれた地域です。きれいな空気と広大な空間!今はドイツに住んでいますが、パワーを得るために一年に一度は故郷に戻ります。」ナタリア・イウニナ  Natalia iunina 'FOX-IN-BOX'(ドイツ)

「先祖はベラルーシからシベリアに移住してきました。私の両親は地質学者だったので、私の子供時代は自然の木々、草、雲、河の思い出に溢れています。」 ─ ナタリア・クルトヴァ Natalia Kurtova(ロシア)*初出品


他にも・・・

「私の子供時代は国(ウクライナ)が大きく変わった時でした。おもちゃ屋さんには粗悪品しかなかったので、私はいけないことをしました。いとこのドイツ製の人形を黙って持ってきてしまったのです。そのモヘアのぬいぐるみはずっと私のマスコットになりました。このぬいぐるみが私の今の創作に影響を与えています。30年たってからオークションで同じものを見つけ、いとこに返しました。いとことは仲は良いですよ。」 ─ タチアナ・スリズ Tatiana Suliz(ウクライナ)

「子供のとき、鼻がゴムでできている大きな猿のぬいぐるみが大好きでした。いつでもどこでも寝るときも一緒でした。年がたってボロボロになってきたら、両親が掃除をしたときに捨ててしまったんです。とても悲しくてずっと泣いてました。今もその猿のことを思い出します。」─ クセニア・シンコヴスカヤ Ksenia Shinkovskaya(ラトヴィア) 

 などなど・・・。 
このカタログ作りの応援をいただければ、大変ありがたく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。